2014年07月23日
最近のお話ですが
あるお客様に エネルギーとデザインについての本をお借りしました。。。
エネルギーとデザイン(ここでいうデザインとは意匠的なものに限ったものではなく形態や構成という大きなカテゴリーを意味します)???
皆様は相互関係について関心を持たれたことがありますか?
わたしは 正直あまり考えた事はありませんでした。。。
具体的な内容は さておき
エネルギー問題を解決をするためには 様々な方法があり
これらを実現できるのは 人間以外他成し得ません。。。
さあ、ここで大切なコト&モノがデザインとなってきます!
この本を読むと エネルギー問題において大切なことは人への意識づけであることに気づかされます。
つまり 生産効率を追求する(高度経済成長)あまり大切なモノを時代の片隅に置き忘れてきた
それがデザインなのでは ないかということです!
さて 話は少しそれますが様々なところで太陽エネルギーを活用した発電所が建築されています。
これは非常に再生エネルギーを活用した環境に配慮されていることには間違いないでしょうが
省エネという観点から考えると私は少し違和感を感じます。
太陽光発電機を生産する為に どのくらいエネルギーが消費されているか私は知りません(生産、運輸等)
トータルサイクル(生産→使用→廃棄)では確かに生み出すエネルギーの方が多くなるかもしれませんが
仮に余りあるほどのエネルギーが生産されたとすれば 人間はまたエネルギーを垂れ流してしまうことでしょう・・・
これはエネルギー問題を考える上で根本的な解決にはならないでしょう。
エネルギーを生産するということは 打順でいえば2番バッターかな???
それでは 優先順位として何が一番 大切なのかという事ですが これが人間への意識付
つまり 無駄遣いを減らしていこうという思いそのものなのではないでしょうか?
エネルギーについて興味があるとかないとかは 取りあえずおいておいて
ぜひ この本を読まれてみてください。
いろいろな発見があるはずです!
amazonの回し者になってますが・・・
そして、私達suikenは 広い意味でのデザイナーとして役割を全うしていきたいなと 強く思いました!
以上 ecoを考えるでした。。。
2014年07月12日
萩市にてリノベーション工事を行っておりますH様邸。
脆弱な基礎からの脱却という事で 基礎補強に取り掛かりました!
今回の基礎補強法は 費用及び強度の双方から考慮し
過重負担のかかりやすい箇所の既存コンクリートブロックを取り除き
そこへ新たな鉄筋コンクリートのベタ基礎を差し込み
タックダインという(某住宅番組でも紹介された)基礎補強材を塗布し
新設ベタ基礎と既存コンクリートブロックを一体化するという工法としました!
分かりにくいでしょうから 画像をご覧ください↓
①解体後の様子・・・奥に見えますスジカイは全く機能していません。。。
②ベタ基礎の配筋状況・・・土間と立上りを一体化したものとします。
③基礎立上部分の様子・・・土台と立上り基礎を締結するボルトも取付 より強固に。
④隅部分の既存基礎を取り除き 型枠を施工した様子・・・ここへコンクリートを流し込みます。
⑤コンクリート打設後の様子・・・負担をこれで支えます。
⑥タックダイン塗布の様子1・・・専用保護材を塗布しています。
⑦タックダイン塗布の様子2・・・黄色く見えるのが専用の繊維シートです。
⑧タックダイン塗布の様子3・・・繊維シートをエポキシ接着剤で固めると鉄筋コンクリート並みの強度がでます。
こういった工程で まず基礎補強工事を終えました!
次は 躯体補強です!
2014年07月02日
築40年を超す 住宅のリノベーション始動しました!
ちなみに この住宅 今年度より国が推奨しております
長期型リフォーム事例です。(補助金100万受給できる内容となっています)
数件同じ住まいが立ち並ぶ 借家。
この度の工事は こちらのお宅です!
表面のみを新しくする 整形手術ではなく
建物の内面から改修する建物の大手術
スケルトンリフォーム開始です!
早速 予期せぬ造りに 頭を悩ませます。。。
皆さん この造りに違和感を感じますか???
実は この建物基礎は
塀などでよく見られる一般的なコンクリートブロックです。
いくら借家といえど お粗末な造りですよね~
さあ この足元からの補強 今後どう展開されるのでしょうか?
乞うご期待!