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人材育成。

伝統的な建物が 現在もたくさん
残る萩の街ですが これから先保存修復していくのに
大きな不安を感じている。
土塀、白壁といった萩を代表する景観を残すためには
左官という職業の方が必ず必要となる
その左官さんを目指す若者が萩には皆無に近い!
私の知っている限りで 左官業を専門職としている方は
40歳くらいの方が 最も若いであろう。。。
そうなった経緯を 推測するに
現代建築では 工場製品が主となり
人の労力=製品のムラ&高価なものとなる。
そんな中 左官さんの仕事は とにかく手間暇かかる!
それが時代とマッチしないのだろう。
その結果 左官の仕事は激減し
どの企業も 人材を育成するだけの余力がなくなり
将来性を見ることが出来なくなっている。。。
萩の中でも 左官を辞めようとしている方さえいる!
これでは
萩の景観を維持できなくなる可能性さえある!
職人の世界では それなりに活躍できるのに10年はかかる。
今活躍している 左官さんの大半は50代後半及び60代の方が多い
そう その方たちに今人材を育成してもらわないと
本当に将来がなくなってしまう~。。。。
他人事ではなく 水建の家では必ず左官さんを必要となる!
こまった こまった
そんな中 私が出来ることを模索しているところ。。。
1・・・完成見学会などのイベントを通じ左官の認知度をあげる活動
2・・・水建がつくる建物を通じ工場製品では味わう事の出来ない 人がつくる ものの良さを世に広げる。
3・・・水建がつくる建物を通じ 左官さんの仕事量を確保&その先の雇用創出
4・・・皆様に左官さんの活躍できる場を作ってくださいと お願いする。。。
とにかく 急務であることは 間違いないっ!
何とか せねばいかんなあ~